トップメッセージ
持続可能な
農業・農村を次世代に
当社のルーツは1947(昭和22)年1月に発行した「北海協同組合通信」にあります。創業者の佐々木治夫は函館市の農家の三男に生まれ、函館日々新聞社、小樽新聞社、北海道新聞社で新聞記者として働く中で農政に興味を抱き、小林篤一など当時の組合運動をけん引したリーダーとの出会いから、戦後の日本には協同組合が必要だという信念を持ち、新聞社を辞めて個人で北海道協同組合通信社を設立、自らガリ版を刷って日刊紙の発行を始めました。同じ年の11月に農業協同組合法が公布・施行され、翌年から全道各地で相次いで農業協同組合が設立されるなど、農業・農村が活気に満ち、農協系統運動が大きく動き始めた時代でした。
その後、1958(昭和33)年に「北海道の農業」を刊行、1954(昭和29)年に北海道の農業雑誌「ニューカントリー」の前身となる月刊「北海くみあい新聞」を創刊。また1957(昭和32)年に日本デーリィマン協会から全国版の酪農雑誌「デーリィマン」の発行を継承し、デーリィマン社を設立しました。1959(昭和34)年には東京・京橋で酪農経済通信社を設立し「酪農経済通信」の発行を開始するなど、この頃までに農業専門出版社としての礎が築かれました。
1968(昭和43)年からは読者の要望に応える形で酪農用品の販売を始め、乳牛共進会への協賛など、酪農経営の発展や酪農文化の発信にも微力ながら尽力してきました。
「日本酪農の確立」と「北海道農業の確立」を合言葉に、新聞社であり、出版社であり、商社であることを強みとして経営を続け、多くの農業関係者に支えられてきたことが、当社の今につながっています。
われわれの願いは、日本の農業の価値を高め、持続可能な農業・農村を次世代に残すこと。その実現に向け、私たち自身も創業の精神を受け継ぎつつ、情報発信や物品販売などの仕事を通じて社会に貢献してまいります。
代表取締役 高田 康一