日刊北海協同組合通信連載ロングラン企画 
  「水曜インタビュー」             〜今知りたいテーマを1番近くにいる人に聞く〜
「水曜インタビュー」バックナンバー


9月26日掲載
奥成 泰之 JA全共連北海道本部長


☆共済事業のさらなる伸長を目指して
  ▽生命が8月末実績で約2倍と大幅伸張
  ▽自動車は新規契約と良質契約が重要
  ▽夜間、休日の急行体制のカバー率を上げたい
  ▽3Q訪問プロジェクトは農協運動の原点
  ▽下期も気を引き締めて生・建目標クリア目指す
  ▽取り組み、体制にJA間で差も
  ▽郵政民営化にはニーズ先取り商品で対抗
  ▽保有高はJA経営に直結、維持の努力を

   
9月19日掲載
宮田 勇 JA道中央会長


☆世界の食料事情と食料基地北海道の対応
  ▽世界と日本の食料事情に理解求めたい
  ▽安全意識の高さと自給率の低さに矛盾
  ▽世界で最大の死亡原因は飢え
  ▽WFPの援助額を上回る日本人の食べ残し
  ▽お金出して食料買える時代いつまで
  ▽自県内自給できるのは1道4県だけ
  ▽業種の垣根越えて連携を
  ▽農業振興、地域資源活用をエタノールで
  ▽日豪EPAで農業をスケープゴートにするな

   
9月12日掲載
生源寺 眞一 東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長


☆成長・自立する担い手との関係構築が重要
  ▽昭和一ケタのリタイアは、チャンスでもある
  ▽中長期的視点から、担い手の卵を育成すべき
  ▽「ゴールなき規模拡大」は過去のもの
  ▽土地利用型と付加価値型を組み合わせた農業
  ▽小泉改革と農政改革が重なって受け止められた
  ▽農地制度問題は、人と情報の1本化が先決
  ▽個々のニーズに応じたサービスを提供すべき
  ▽集落営農の自立、食品産業との関係に注視
  ▽「平等」のギャップ、入念なガバナンスが必要

   
9月5日掲載
小山田 邦夫 JA新しのつ代表理事副組合長


☆JA、村、農家一体で環境保全型農業を推進
  ▽客土と暗きょを繰り返し、泥炭地を改良
  ▽対策以前から化肥は5割近くまで削減
  ▽クリーン農業推進センターで各圃場を土壌分析
  ▽YES!、有機、EMなどに積極的
  ▽販売は今後の課題、まずは産地指定を
  ▽現行支援水準では経営厳しい、要件緩和を
  ▽土壌分析、講習会、資金で有機農家を支援
  ▽4JAで合併検討、まず生産履歴を統一
  ▽使用農薬を絞った防除体系確立に重点

   
8月29日掲載 為広 正彦 轄X別企業代表取締役社長
潟GコERC取締役専務


☆なたねから食用油、廃食油からエネルギー
  ▽本格的なBDF試験製造は平成15年から
  ▽年間120`g製造、100%のニート使用
  ▽BDFは廃食油からつくるのが前提
  ▽事業拡大に向け、NPOと新会社を設立
  ▽モデル実証事業に手挙げせず、誤算も
  ▽廃食油回収率95%超―豊頃町はモデル
  ▽業務用の廃油を一元回収し、BDFに
  ▽買取価格キロ150円、21年産から自立
  ▽非GM、北海道産100%のなたね油を
  ▽稼働は来年4月、コープさっぽろも協力

   
8月22日掲載 小泉 武夫 東京農業大学教授
北海道名誉フードアドバイザー


☆地方の時代、自ら付加価値向上に取り組め
  ▽北海道はもっと付加価値をつけることが重要
  ▽付加価値向上の第1弾、今年は酢をつくる
  ▽北海道農業の自立に向け力をつけておくべき
  ▽本物志向に徹すべき、まずは土づくりから
  ▽観光客へのアピールもマーケティングのひとつ
  ▽原料供給地から発酵大国になる可能性は十分
  ▽農業が尊い産業であることを伝えたい
  ▽選択は個人の自由、北海道産を選べればいい


   
8月16日掲載
麻田 信二 学校法人酪農学園理事長


☆農業担い手と応援団を育成し、社会貢献
  ▽思い悩んだ理事長就任
  ▽偉大な先人の教えは尊い、他の学校なら受けない
  ▽人を育てる仕事で貢献したい
  ▽農業を社会の土台に、担い手育成にやり甲斐
  ▽黒澤先生の有畜循環農法を再構築
  ▽農業体験は人間教育に不可欠
  ▽土に触れ、五感を呼び覚ます


   
8月8日掲載
長坂 栄一 合同会社しょさんべつ美醂屋代表社員


☆飲むみりんに地域農業の活路見出す
  ▽コスト削減、米麦の品質向上に貢献―Rセンター
  ▽除湿乾燥が特徴、特栽で実需とつながり
  ▽もち米需給緩和で農家の収益も大幅減
  ▽原料に網下不使用、深い色と甘みに―みりん
  ▽地元のほかどさんこプラザで販売
  ▽2カ月足らずで3分の1弱売る
  ▽リスク背負い会社設立、みりんで初山別広める


   
8月1日掲載
石垣 二三夫 くみあい乳業椛纒\取締役社長


☆地の利を生かして市乳事業を発展させたい
  ▽立場は逆転したが、酪農への貢献は不変
  ▽信頼回復は至上命題
  ▽LL牛乳には思い入れがある
  ▽LL牛乳の特性発揮、製造集約も
  ▽地域原料生乳を生かした商品作りに挑戦
  ▽経営目標達成に向け3本柱
  ▽消費者の目は厳しい、信頼は企業の命


   
7月25日掲載
水島 俊一 日本気象協会北海道支社参与


☆気象情報活用し、温暖化への対応強化を
  ▽気象災害の知見も整理―「北海道の農業気象」
  ▽現場にとって価値ある気象情報を提供すべき
  ▽本道農業を大きく左右―温暖化の長期的影響
  ▽台風大型化など、異常気象は短期的な影響か
  ▽真剣に防災対策やリスク管理に取り組むべき
  ▽温暖化を視野に入れた品種改良や技術開発を
  ▽マメダスは本道限定、より細かい情報を提供
  ▽今年から道内数カ所で本格稼働―「てん蔵」
  ▽全道の農家、営農技術者に使ってほしい


   
7月18日掲載
三浦 敏幸 仁木町長


☆果樹と観光を町のリーディング産業に
  ▽人口減少は予測値を下回っている
  ▽観光農園などに来訪者30万人弱 
  ▽盛りだくさんのメニューで集客したい
  ▽アクセス、自然環境生かして移住促進


   
7月11日掲載
嵯峨井 澄雄 ホクレン運輸椛纒\取締役社長


☆道産農畜産物輸送の効率化で貢献
  ▽ほくれん丸のホクレン移管は止むなし
  ▽新計画で新たな柱を構築
  ▽経営の質を向上、安全最優先
  ▽飲酒運転撲滅にアルコール検知器を導入
  ▽バラ積み緩和車両に大きな期待
  ▽発地からユーザーまで一貫輸送体制構築へ
  ▽石油輸送車両の大型化も課題


   
7月4日掲載
田中 宏人 コープさっぽろ農産部宅配チーフバイヤー


☆YES!clean産地とともに宅配事業拡大を
  ▽YESの認証基準を評価、取り扱い強化へ
  ▽YES供給実績、3年でほぼ3倍の伸び
  ▽個人会員の伸びに対応―トドック
  ▽YES、有機、特栽など認証制度に優劣はない
  ▽産地の努力をカタログで訴求
  ▽産地パック、地域全体の認証に期待
  ▽宅配の道内野菜シェアは5割超
  ▽生協の情報網で全国的取引への発展も
  ▽宅配事業拡大で産地と理想的関係築ける


   
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