日刊北海協同組合通信連載ロングラン企画 
  「水曜インタビュー」             〜今知りたいテーマを1番近くにいる人に聞く〜
「水曜インタビュー」バックナンバー


3月28日掲載 石田 静夫 JAえんゆう代表理事会長
オホーツク地区組合長会会長


☆オホーツクブランド確立で地域農業発展
  ▽ナタネで地力向上と自動車燃料生産へ
  ▽土づくり、海洋汚染防止に有効
  ▽NON―GMで栽培、消費者に安心
  ▽需給バランスは生産、流通の安定に重要
  ▽バイオエタノールは全道的観点で
  ▽今年の酪畜決定は国際化の流れが鮮明
  ▽流氷、刑務所並みにロゴマークを浸透させる
  ▽よつ葉新工場に期待大きい
  

   
3月21日掲載
飛田 稔章 JA道中央会副会長


☆需給改善し、生産抑制脱したい
  ▽エサ高騰と酪農家意欲に配慮して補給金上げ
  ▽特定乳製品以外の需要確保が大きな課題
  ▽生産者、乳業、国が一体でチーズ振興
  ▽補給金制度の重要性はいまも不変
  ▽全国と北海道が足並み揃えて消費拡大を
  ▽エサ高騰の恒久対策引き続き検討
  ▽運動の目的は農家経営安定と将来展望
  

   
3月14日掲載
八巻 裕逸 道農政部食の安全推進局畜産振興課課長


☆水田地帯に和牛生産定着させ全国一の産地に
  ▽子牛価格は安定、生産者も元気
  ▽繁殖高値も頭数減少、北海道への期待大
  ▽堆肥活用で耕種部門に相乗効果
  ▽先進地、軽種馬・酪農、米地帯の格差が課題
  ▽優良雌牛、低コスト施設導入で支援―米地帯
  ▽子牛1頭で水稲0・5f相当の収益
  ▽女性と青年に大いに期待
  ▽JAの担当者育成にはトップの決断が重要
  

   
3月7日掲載
生源寺 眞一 東大大学院農学生命科学研究科教授

☆規模から付加価値へ、土地利用型の転換点
  ▽V農業の健闘と、C農業の衰退
  ▽北海道も生産額ベースの自給率向上を
  ▽付加価値農業への追い風―東アジアの成長
  ▽ゆとりとこだわり世代の需要が増加
  ▽食の安全・安心への関心も高止まり
  ▽農家の考え方に刺激を与えることも必要
  ▽「ゴールなき規模拡大」から転換点に
  ▽経営の厚みを増すために―共同化も選択肢
  ▽「一所懸命」に表れる日本農業のDNA
  ▽川下の食品産業との連携強化、情報収集を
  ▽不公正な取引など、一方的な関係に留意
  
   
2月28日掲載
宮田 勇  JA道中央会会長


☆EPA対策で豪州入り、日本農業の立場を主張
  ▽26日の定例会長会見で報告―取り組み強化
  ▽3月のハワード首相来日に向け対策展開中
  ▽日本農業に影響及ぼすEPA交渉は断る―
  ▽農業事情を研究、輸出拡大の野心も再認識
  ▽過去4年で2度の干ばつ、乾燥化の影響も
  ▽対豪EPAの背景に、中国との資源争奪戦
  ▽酪農畜産対策はチーズなど総合的支援要請
  ▽具体性に欠ける公取指針、意見集約し反映
  
   
2月21日掲載
城地 孝一  空知支庁産業振興部農務課長


☆地域課題解決プロジェクトで所得向上目指す
  ▽新しい技術はない―総合的実践で相乗効果
  ▽生産費1俵6000円も夢ではない
  ▽園芸作物、産地間連携がポイント
  ▽ハウス畜舎で初期投資を抑制―肉牛
  ▽意欲的な地域を空知農業再生のモデルに
  ▽申し込みは7地域から、2地域を選定
  ▽JAの枠を越えた産地間連携に期待
  ▽モデル申込以外の地域の問題意識を刺激
  
   
2月14日掲載 有 塚 利 宣 JA帯広かわにし代表理事組合長
十勝地区組合長会会長


☆国際環境の急変、農政転換に立ち向かおう
  ▽国際動向、にわかに動き出す気配
  ▽エタノール実証プラントで生産抑制を脱出
  ▽農業は十勝経済の核
  ▽品目横断を補完する政策を提言へ
  ▽政策転換でJAとして金融対策必要
  ▽十勝24JAのあり方検討会始める
  ▽はじめに合併ありきの論議はしない
  ▽JAは利益優先の商系と根本が違う
  ▽JA事業に制約を加えてはならない
  ▽長いもの日本農業賞受賞、大変な名誉
 
   
2月7日掲載
濱田 幸博 JA斜里町代表理事組合長


☆日豪EPA乗り越え、展望描ける農業政策を
  ▽北見地方は農業産出額の62%が影響受ける
  ▽市場価格下落に対する支えをどうするか
  ▽輪作に対する理解不足、情報伝える努力も
  ▽オホーツク独自の検査体制、ブランド確立
  ▽加工原料作物にも国産支持の芽、差別化へ
  ▽コスト低減は共同化、馬鈴しょの新体系も導入
  ▽担い手は100%、緑ゲタの町単収には不満も
  ▽「財源がない」は許されない―国の責任だ
  ▽世界遺産・知床を維持しているという自負
 
   
1月31日掲載
伊藤 満 道酪農検定検査協会専務


☆全道、全国で乳牛改良システム議論してほしい
  ▽税源移譲の中で道単事業のあり方検討へ
  ▽後代検定は全国事業、他県も重要性認識ほしい
  ▽道内で改良の重要性認識高めたい
  ▽後代検定に参加する農家の度合いに応じて助成
  ▽データ収集には負担が伴う
  ▽団体再編に論議が及ぶ可能性も
  ▽助成厳しい見通し、検定組合の効率化が課題
  ▽国、道は相応の負担を、生産者さらに議論を
  ▽府県の加入率向上、国の指導力に期待

   
1月24日掲載
吉村 謙一郎 国際研修協力機構企画部副部長


JAは外国人研修生制度をよく知るべき  
  ▽北海道も「実態は厳しい」というのが実感
  ▽農協の管理が不十分―全国共通の問題点
  ▽あくまで国際貢献であり、技術移転が目的
  ▽17年の研修生は全国で8万人、北海道は第3位
  ▽計画書に基づく研修を実施、日誌の記録も義務
  ▽不正行為は即刻帰国、3年間の受け入れ停止
  ▽時間の管理をしっかりし、有効活用
  ▽「知らなかった」では済まされない

   
1月17日掲載
泉亭 俊彦 当別町長


集落営農組織を核に、美しい農村をつくりたい  
  ▽美しい農村づくりには費用がかかる
  ▽農村の環境は工芸品ではない
  ▽農地・水・環境保全向上対策は農業者の手で
  ▽全町の7割強、57集落営農組織が誕生
  ▽少量多品目生産と大規模化の両立が可能に
  ▽次は販売と加工、さらなる組織化も視野に
  ▽ふゆみずたんぼ、低農薬米生産をブランド化に


   
1月10日掲載
大塚 清康 JAくりやま代表理事組合長


☆振興公社の完全ワンフロアー化を目指す
  
  ▽農地流動化、振興公社に白紙委任
  ▽振興公社の完全ワンフロアー化で団地化推進
  ▽水稲直播栽培体系の確立でコスト低減
  ▽精算格差、リモセンなどで低タンパク化図る
  ▽長ねぎ皮むき施設導入で量確保と品質向上
  ▽インショップは少量多品目生かす仕掛け
  ▽スーパーのニーズに応え、店舗拡大
  ▽JAと連合会の役割分担をより明確に

   
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