日刊北海協同組合通信連載ロングラン企画 
  「水曜インタビュー」             〜今知りたいテーマを1番近くにいる人に聞く〜
「水曜インタビュー」バックナンバー


3月29日掲載
               永沼 誠一   A夕張市代表理事組合長


☆輸出は10年先を見据えた総体的な販売戦略だ

  ▽全体的な縮小傾向の中、生産基盤を維持
  ▽取引先の全農食品と連携、台湾輸出を本格化
  ▽浸透するまでには5年、10年かかるだろう
  ▽高級果物への評価は上々、数量は未知数
  ▽国内販売はギフト中心から自家需要開拓へ
  ▽コスト抑制よりも需要期の出荷量確保を優先
  ▽申請から約20年、苦労の末に商標権を取得
  ▽種子の原種はすべて農協管理、門外不出
  ▽専業農家は後継者あり、全国に誇る定着率
  ▽農政改革―恩恵はないが、影響は大きい

   
3月22日掲載
            田部井 豊   (独)農業生物資源研究所遺伝子組換え技術開発・情報センター長
                天笠 啓祐  市民バイオテクノロジー情報室
                久野 秀二  京都大学大学院経済学研究科助教授
              

                ☆
GM作物、推進・反対・中立の主張
         ▽推進・反対・中立の講演、意見交換を紹介   
         ▽GM食品、流通前に安全性は確認される(田部井)
         ▽健康機能性、石油代替利用にも期待(同)
         ▽交雑混入は拡大、摂取による悪影響も報告(天笠)
         ▽欧州ではGM作物フリーゾーン拡大(同)
         ▽アルゼンチンで除草剤散布量、10数倍に(久野)
         ▽科学者の相互評価、第3者的な評価が必要(同)
         ▽ベンブルックリポート、正確な比較とは言えない(田部井)
         ▽公平な調査、政府機関が担うべき(久野)
         ▽グリホサートの残留基準緩和を指摘(天笠)
          
3月15日掲載
               飛田 稔章   JA道中央会副会長


☆生産者の努力が限度数量を2万d減にとどめた

  ▽道選出国会議員、農水省に深い理解を得た
  ▽生産者の抑制努力が大きな要素
  ▽生産基盤を弱めてはならない
  ▽加工原料乳地帯の位置付け、いまこそ重要
  ▽チーズ振興は将来を先取りする課題
  ▽乳製品在庫削減は依然課題
   
3月8日掲載
           泉亭 俊彦   当別町長


☆景観整備と環境配慮農業で都市住民呼び込む

  ▽農業の多面的機能、無形の価値を持つ
  ▽当別の町づくり、キーワードは農業
  ▽環境配慮型農業、受益農家の責務
  ▽消費者ニーズ捉え、多品目・少量生産を目指す
  ▽水田、用水路の美化作業を2億円規模で
  ▽環境配慮型農業で当別ブランドの向上を
  ▽組織経営体、新規参入者にも門戸開放

   
3月1日掲載
北農連定例記者会見


☆当面する課題はWTO交渉と酪農畜産対策
        宮田 勇 JA道中央会会長
  ▽モダリティ確立期限迫る―日本提案実現を
  ▽代表団派遣、シンポジウム開催など計画
  ▽酪農畜産政策・価格対策、予算確保含め要請
  ▽3月末までの緊急的な対応、全道1万d抑制

☆処理不可能乳発生回避に向け最大限の努力
       矢野 征男 ホクレン会長
  ▽生産抑制対応への支援対策を近々に示す

   
2月22日掲載
           飛田 稔章   JA道中央会副会長
                            
道農協酪農畜産対策本部長


☆17年度計画順守と次期対策で酪農基盤確立

  ▽計画目標超過は影響が大きい
  ▽需要減退で川上から川下への流れが滞っている
  ▽生産増加に消費が追い付かない
  ▽全道枠減を前提に次期対策を仕組む
  ▽Bタイプは生産枠を3年間貸す気持ちで
  ▽Bタイプには補いと生産担保がある

   
2月15日掲載
生源寺 眞一 東京大学大学院教授


☆環境問題と生産確保の課題はアジア諸国と共通

  ▽農政改革の全体像ようやく見えてくる
  ▽品目横断を準備、URに比べ相当前進した
  ▽酪農など品目特定的な部分のバックアップも
  ▽EUの酪農政策はデカップリングに
  ▽環境政策はまだ検討の余地あり
  ▽環境保全と生産確保―難しい課題に挑戦
  ▽成長著しいアジア諸国、双方向の交易構造に
  ▽長期的には、東アジア共同体も視野に

   
2月8日掲載
西村 弘行 北海道東海大学工学部生物工学科教授


☆健康志向に応え北海道農業の可能性を拓く

  ▽GM技術、バイオマス分野にも将来性
  ▽消費者意識とのバランスを図り研究推進
  ▽行者ニンニクのサプリメントから事業開始
  ▽皮膚からハーブの成分を吸収、脳を刺激
  ▽ひまわりから生活習慣病予防成分
  ▽オオイタドリから天然の農薬
  ▽転作作物としてヤーコン栽培根づかせる
  ▽北海道らしいストーリー性重視
  ▽新特許でたまねぎ栽培にインパクト

   
2月1日掲載
石田 静夫 JAえんゆう代表理事組合長
              北見地区農協組合長会会長


☆生産者の行動を契機にチーズ工場誘致

  ▽関税引き下げ阻止など日本提案重要
  ▽所得政策、環境政策への対応が必須要件
  ▽チーズ奨励策と工場再編策出る
  ▽北見はチーズ工場建設で行動を起こす
  ▽地域の行動を先行させ、全道を動かす
  ▽生産者の応分の負担を刺激に
  ▽じっと待っていては解決なし
  ▽乳牛淘汰は実に残念
  ▽価格、安定供給、技術、販売力など課題
  ▽ナタネ栽培を真剣に検討したい
  ▽統一ブランド「オホーツク」を確立したい
  ▽組合員数、面積の大きさは必ず威力発揮する
 
   
1月25日掲載
白川 祥二 道農民連盟書記長

☆負け組みをつくらない国内対策が必要

  ▽重要品目の柔軟性、思惑どおりにいくのか
  ▽無税無枠、日本企業の開発輸入を懸念
  ▽広州で野菜基地を視察、家族農業の崩壊を危惧
  ▽モダリティ確立に左右されない対策を
  ▽関税削減で財源どうなる―十分な予算確保を
  ▽MA米の基準消費量に150万dの差
  ▽米の担い手経営安定対策、早急に見直しを
    
1月18日掲載
大和 章利 花巻地方水田農業推進協議会アドバイザー

☆ボトムアップ方式による担い手育成

  ▽ボトムアップ方式で集落からビジョンづくり
  ▽用件設けず集落で担い手をリストアップ
  ▽ポイント制で転作の構造改革を推進
  ▽組織担い手は法人化想定した8種の書類提出
  ▽任意組合として認められるよう徹底指導
  ▽ナラシにおける生産調整の非義務化に異論
    
1月11日掲載
北農連定例記者会見 

            ☆3つの重要課題に向け、組織挙げて努力
                    宮田 勇 JA道中央会会長
                ▽昨年は課題の大きい1年だった
                ▽厳しい交渉続くWTO、国内外の理解を
                ▽新制度の浸透図り、全組合員の該当目指す
                ▽第25回JA全道大会も「実践」が重要

             ☆経済事業の役割果たし、難局乗り切る
                    矢野 征男 ホクレン会長
                ▽米、てん菜などで需給バランス崩れる
                ▽輸入調整品と道産農畜産物の競合激化を懸念
                ▽稲作地帯の生産基盤の強化が課題
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